2015年06月19日

「割愛」の誤用に見え隠れする傷つきたくない心理

「割愛」という言葉には、本来は、
「惜しいと思うものを、思いきって捨てたり、手放したりすること。」
という意味がありますが、もっぱら省略するという意味で
使う人が増えている、つまり誤用する人が増えています。

特にテレビを見ていると、
「駄目なもの、面白くないものをカットする」という
ニュアンスで使われることをよく見ます。


言葉は生き物なので今後どうなるか分かりませんが
現時点では誤用です。

この誤用が増えた背景には、何かを省略する際に
割愛の「愛」というプラスのイメージのある言葉を
加えた上で行なうことで、
その行為を正当化する意図があるように思われます。

それは逆に言えば、
自分が傷つきたくないという心理の表れかもしれませんが。

posted by しゅうたろう at 01:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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